餅つき大会の企画ご提案|関東の餅つき業者T・ARA(ティアラ)
0120-118-053(平日9:00~18:00)
餅つき大会の企画ご提案|関東の餅つき業者T・ARA(ティアラ)
0120-118-053(平日9:00~18:00)
たのしいおもち おいしいおもち

コラム

  1. T・ARAのHOME
  2. コラム
  3. イベント
  4. イベント企画に困った時は『餅つき大会』がおすすめ!人気の理由と手軽に行う方法とは?

イベント企画に困った時は『餅つき大会』がおすすめ!人気の理由と手軽に行う方法とは?

何かイベントを開きたいけれど、どんなカタチで開催するべきなのかは主催者側の悩みどころですよね。イベントとひと口にいっても形態は様々です。

どんな内容にしたら多くの人々に楽しんでもらえるのか、企画に悩んでしまう…そんな時こそ「餅つき大会」がおすすめです。

誰もが知っている、昔からの馴染み深い行事ならではの魅力を改めて掘り下げてみましょう。

イベントにもってこいな理由や必要な準備・手順なども含めて詳しく解説します。企画の参考に、ぜひお役立てください。

イベントには「餅つき大会」がおすすめな4つの理由

イベント企画に困った時、「餅つき大会」をおすすめしたい理由を4つの視点から解説します。

1.      日本人にとって馴染み深く伝統的な行事である

「餅つき大会」と聞いて、「それってどんなイベントなの?」と聞く日本人はまずいないでしょう。それほど日本人にとって馴染みがあり、根付いている伝統行事であるためです。

由来は古く、元は稲穂信仰からきています。稲は神霊や魂が宿った神聖なものであると考えられ、崇める対象でした。

稲から採れる米は食した者の生命力を高める食べ物であり、米をついて固める餅や米から醸造される酒は、特に力強いもの。こうした言い伝えによって、やがて祝い事やハレの日(特別な日)に餅つきをして、皆で分かち合う「行事食」として定着したのです。

お正月はなぜ「鏡餅」?

日本人にとってどれほどお餅が大切なものかわかるのが、お正月の「鏡餅」です。新年を司る「年神様」が元日にやってきて、新年の魂を授けてくれると考えられていました。鏡餅はその象徴で、やってきた年神様が宿る依り代だとされています。これを家長が家族に分け与えたのが「お年玉」のルーツであり、年玉=年魂という意味なのです。

そしてこのお餅をいただくための料理が「お雑煮」で、お餅を食べることで新年の力がつくとされていました。日本人にとって、お餅はまさにソウルフードであることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

2.      ターゲット層や規模を選ばない

餅つき大会を思い浮かべてみてください。様々な年齢の方が一緒に参加している様子が浮かびませんか?

世代や男女問わず、伝統文化を知らない海外の方も含めて皆で楽しめることが餅つき大会の魅力のひとつです。

お餅という日本の伝統的な行事食をつくりあげる体験は、特に外国の方にとって新鮮に感じられるようです。国際交流のイベントなどでも、前述した稲穂信仰など餅つきの由来や意味を伝えることで、日本の文化を知る良いきっかけになるでしょう。

また、餅つき大会は家族単位の小規模なものから町内会や会社の祝賀会などの大規模なものまで、基本的には同じ企画内容で対応が可能です。

規模や客層が異なるからという理由で企画を練り直す必要がないため、主催者側として企画しやすいイベントだといえます。

3.      一体感が生まれやすい

餅つきにはたくさんの工程が必要であり、決して一人ではできないものです。必ず複数の人が関わり、美味しいお餅をつくりあげるという一つの目標に向かって進みます。

そして餅つきは経験者による指導が欠かせないため、経験と知恵を借りに年配者に相談することで世代を超えた交流が生まれます。協力する中で、参加者同士に絆も生まれるでしょう。

また、餅をつくタイミングに合わせて「よいしょ~!よいしょ~!」や「ぺったん、ぺったん」と声を掛けたり、「もう少し!」「「いい感じ!」と励まし合ったりすることで生まれる一体感はとても温かいもの。知らない者同士がいつの間にか仲良くなっている、という現象が餅つき大会には起こり得るのです。

4.      分かち合える思い出になる

珍しい道具に触れながら、たくさんの人と協力してお餅をつくり共に食べる餅つき大会は、人の記憶に残りやすいイベントです。

  • 杵を一緒に持った時に感じたお父さんの力強さ
  • 大勢の人と一緒に声掛けをして楽しかったこと
  • 知らないおばあちゃんから美味しいお餅の味付けを教えてもらった

など、一人ではなく誰かと協力することでしか得られない体験はより強く思い出に残ります。

そして皆で力を合わせてつき上げたお餅は特別な価値があり、そのお餅を皆で味わう時の達成感や美味しさは格別です。

お餅をお土産として持ち帰り、その場にはいなかった家族や友人に自分の餅つき体験を話しながら一緒に食べることもあるでしょう。

人を分かち合う喜びを実感できるイベントであることも餅つき大会の魅力なのです。

餅つき大会をするには?必要な準備や一連の流れ

餅つき大会に向けてどのような準備が必要になるのでしょうか。一連の流れや必要な物品についてまとめました。

揃えるべきマスト食材&道具

【食材】

  • もち米(最低量は10合~)
    • 味付け用の材料(醤油・砂糖・海苔・あんこ・きな粉・大根おろしなど)

【道具】

  • 臼と杵
    • もち米を蒸す蒸篭(せいろ)や鍋
    • もち米を洗うザルやボウル
    • 味付けに使う皿やボウル、箸など
    • 持ち帰り用パック

臼を痛めないために準備すべきもち米の最低量は1升(10合)~です。

一人当たりもち米はどれくらい必要なのかといえば1合~1.3合(150g~200g)が目安といわれています。(1升ではおよそ8~10人前になります)

お餅は冷凍保存もできるため、多めに用意するのが良いでしょう。

臼と杵は参加人数によっては複数セット必要になる場合があります。

イベントの参加人数や開催時間に合わせて用意しましょう。

餅つきの工程と必要な準備

もち米からお餅を完成させるまでには多くの工程があります。

  1. もち米の下ごしらえ(前日までの準備)
    1. もち米を蒸す
    1. 臼と杵にもちがくっ付かないよう、適宜お湯や返し水で調整
    1. もちをつく・丸める
    1. 調理(味付け)と給仕
    1. お土産用のもちをパッケージする
    1. 後片付け・撤収

簡潔に書き出してもこれだけの項目があります。

もち米の下ごしらえとは洗米と浸水です。餅つきの前日、もち米を洗って一晩水に浸しておきましょう。冬は12時間、夏は8時間ほどが目安です。

道具の準備としては木が割れにくくなるよう臼に水を溜め、杵を浸して水を吸わせておきましょう。

事前に場所の確保、道具の運搬、食材の買い出しなども必要です。

担当者を決めて、スムーズに進行できるよう工夫しておきましょう。

餅つきの役割担当と美味しくつき上げるコツ

臼と杵で「餅をつく」工程にも、大まかに以下の4つの役割があります。

つき手さん

杵でもちをつく、餅つきの中心的な役割を担う花形です。

リズム良く杵を振るうのは意外と大変なので、交代で行うのがベストでしょう。

返し手さん

つき手さんが杵を振るうタイミングに合わせてもち米を返します。

返し手さんの手の動きが上手くないと、もち米を均等につけないのでとても大事な役割です。

手水担当さん

もち米は臼や杵にくっ付きやすいので、お湯や水を使って防ぎます。

餅をついている最中で投入する「返し水」は適切なタイミングや量を見極めなければならず経験が必要です。

裏方的ではありますが、とても重要な役割です。

まとめ手さん

お餅がきれいにつき上がった後にまとめ手さんが登場します。

お餅を一つ一つ丁寧に丸めて、食べやすい大きさに成形するのが主な役目です。

美味しくつくためのコツとは?

餅つきはスピード勝負です。熱々に蒸し上がったもち米を熱いうちにつき上げることが美味しいお餅づくりのコツ。臼、杵、もち米が冷めてしまっては美味しいお餅をつくることができません。

それぞれの工程を担当者同士で息を合わせ、テキパキと行うことが餅つきの最重要ポイントとなります。

作業内容を確認し、皆で段取りを共有しておきましょう。

一連の流れは以下の要領です。

  1. 手水担当さんがお湯で臼と杵を温め、もち米がくっつかないようにしておく
  2. もち米が蒸し上がるタイミングで臼のお湯を捨て、もち米を投入
  3. つき手さんと返し手さんでスピーディーにお餅をつき上げる

この最中も手水担当さんが適切なタイミングで水を足し、もち米がくっつかないよう調整する

  • お餅がつき上がったら、まとめ手さんがちぎって食べやすい形に丸める

食中毒を防ぐための注意点

餅つき大会を開催するにあたって最も気を付けるべきポイントは、食中毒を起こさないことです。

餅つきは一般的に寒い時期に行うことが多いため、特に毎年冬に流行るノロウィルスは心配ですよね。保健所の指示に従ってきちんと感染対策をしましょう。

ポイントを以下にまとめます。

こまめな手洗いの徹底

基本的なことですが、こまめな手洗いを徹底しましょう。

タオルの使い回しは衛生的に良くありませんので、使い捨てペーパーを用意しておくと良いでしょう。

使い捨てのニトリル手袋をつける

手にぴったりとフィットする使い捨ての手袋を使うのがおすすめです。

ニトリル手袋を付ける前にも手洗いし、手袋もこまめに取り替えましょう。

返し水も衛生管理

お餅をつく時に使う「返し水」はこまめに取り替えるようにしましょう。

もしくは使いきる分だけそのつど汲むようにして、衛生管理を徹底させましょう。

参加者にも衛生管理に協力してもらう

衛生管理をする上では、直接お餅に触れる人を限定したほうが安全です。

しかし、「子供たちに体験させたい」という気持ちもあるかと思います。

その際は自分で食べる分だけのお餅を丸めて、ほかの人の分は極力触らせないようにしましょう。

他人が触ったものは食べないで、と注意喚起することも大切です。複数人で触ってしまった!という場合はおしるこや雑煮にするなど、火を通して食べるようにすると良いでしょう。

餅つき大会を手軽に!餅つき代行業者のサービスとは?

餅つきで準備するものや手順を解説しましたが、すべてを自分たちで行うのはちょっと大変そうだと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方には「餅つきの代行業者」の利用がおすすめです。

大会の準備にかかる労力や時間を大幅に削減でき、経験豊富な餅つきのエキスパートに一任できるので、安心して餅つき大会を開催することができるためです。

詳細は業者によって異なりますが、期待できるサービス内容をご紹介します。

  • 餅つきに必要な道具一式の準備
    • 貸出道具の搬送・現場の環境に合わせてセッティング
    • 餅つきに精通したスタッフによる餅つきレクチャー
    • 衛生的でスピーディーな給仕
    • 片付けや現場の清掃、ごみ収集、撤収

上記のように、餅つき道具一式の貸出や当日の餅つきレクチャー、片付け・撤収まで一貫して請け負ってくれます。

餅つき大会を開催するにあたり、まず主催者の頭を悩ませるのが道具の調達ではないでしょうか。臼と杵はまず一般家庭にはありませんし、大会に参加する客層に合わせて大人用・子供用の杵も含め、必要なセットを揃えるのは大変なことです。

その点、専門業者に依頼すれば一気に解決します。さらに、はっぴや赤カーペットなど、場を引き立てる装飾品の貸出・セッティングをしてくれる業者もあります。

味付けのための食材の用意や、一般客用の食器の準備までサービスに含まれていることも。

当日は熟練のスタッフが餅つきをサポートしてくれるケースも多く、臼と杵の準備から使用後のメンテナンスに撤収まで、素人にはわからないことをお任せできるのは心強いのではないでしょうか。

怪我のおそれがある餅の「返し手」の代行など、初心者には難しいところをカバーしつつ、スムーズな進行を叶えてくれるはずです。

安全面や衛生面に配慮した餅つき大会を実施したいのなら、専門業者の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

イベントの企画に餅つき大会をおすすめする理由、開催時の手順や注意点などを解説しました。

餅つき大会は人々の交流を生み、世代を問わず誰でも楽しめるイベントであることが魅力です。その一方で工程数が多く、開催するのにたくさんの労力や準備が必要な面も。

餅つき代行業者に依頼すれば、餅つきのエキスパートによるサポートを受けられるためおすすめです。

大幅な労力と時間を削減でき、専門業者ならではの装飾品や音楽でイベントをさらに盛り上げることも可能です。餅つき大会の開催でお困りでしたら、ぜひ一度こういったサービスもご検討ください。

人気の記事