卒業パーティーや謝恩会に向けてどのような準備をすればよいのかお困りではありませんか?
これらの催しは今までの学生生活の集大成にもなるイベントです。できることならみんなで力を合わせて楽しく感動的な会にしたいですよね。
そこで今回は、卒業パーティー・謝恩会の準備に必要なことと、余興としておすすめの「餅つき」についてまとめました。
卒業パーティーや謝恩会の準備には多くの段取りがあります。
加えてもし餅つきイベントも取り入れたいのなら、主催者の負担はかなり大きいかと思います。
そんなときに便利な「餅つき出張代行業者」の魅力もお伝えできればと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
卒業パーティーや謝恩会はどちらも卒業を機に開催されるイベントですが、趣旨はそれぞれ異なります。
卒業パーティーは卒業を記念して開かれる懇親会で、その主役は卒業生です。
一方で謝恩会は、今までお世話になった先生方へ卒業生から感謝の気持ちを伝える会です。
開催が決定したらどんな内容にするのかを話し合い、スムーズに進行していくための具体的なプログラムを決めます。
以下はプログラムの進行表の一例です。
プログラムを決める際のポイントは、「みんなで盛り上がれること」「先生に感謝の想いを伝えること」「学生生活の集大成になること」です。
学生生活最後のイベントなので、ただ飲んで食べて騒いで終わりというのではなく、想い出に残る感動的な催し物にしましょう。
ここではイベント当日までに幹事が準備する「会場手配」までの流れをご紹介します。
まずは幹事チームを立ち上げて仕事を分担します。
卒業生20~30名につき幹事1名を目安に人数を調整しましょう。
以下はチームの構成例です。
イベントが充実して盛り上がるように、その会のテーマを設定しておくとより団結力が生まれやすくなります。
上記のようなテーマ例を参考に、自分たちだけのオリジナル要素をプラスした素敵なコンセプトを考えてみてはいかがでしょうか?
当日のトラブルを最小限に抑えるためにも、イベントの開催にあたり必要な予算を計上します。
会費については「いくらにするのか」「いつ徴収するのか」「どこまでを対象に徴収するのか」を明確にするのがポイントです。
なるべく多くの人が参加できるベストな開催日はいつなのか、しっかりと検討するのも重要です。
まずは先生や代表挨拶を依頼する卒業生の予定を確認しましょう。
それを踏まえていくつか候補日を絞り、会場の空き状況も考慮しながら慎重に調整します。
学校以外での開催を検討する場合、それにふさわしい会場を探さなければいけません。
卒業シーズンは会場が埋まりやすいので、会の規模や参加者層に合わせた条件で絞り、早めに予約しましょう。
以下のポイントを押さえて最適な会場を探してみてください。
当日になって「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、会場の下見をしておくと安心です。
押さえておきたいポイントを以下にまとめました。
上記のような項目リストを用意してチェックしてみてください。
希望やイメージに合う会場が決まったら、予約条件や利用規約などを確認して予約を取りましょう。
パーティー・イベントの主催は会場手配だけでなく、参加者のアポや内容の充実を図る作業など必要な準備がまだまだたくさんあります。
スムーズかつ素敵な一日にするためにも、以下のような流れをあらかじめ頭に入れておきましょう。
プログラムに沿い適度なタイミングで卒業生や先生から挨拶をもらうのが一般的です。
どの挨拶を誰にお願いするのかを決め、対象者には持ち時間を伝えた上で事前に依頼しておきましょう。
余興や出し物は会の目玉です。みんなで楽しめるものを企画しましょう。
例えば『餅つき』は、みんなでワイワイ盛り上がることができるのでおすすめです。
卒業パーティーや謝恩会で餅つきをする意義や楽しみ方については、後ほどご紹介します。
先生へ感謝のしるしとして花束を贈ったり、記念品として卒業生にプレゼントを贈ったりすると、とても印象的で想い出深い一日となるはずです。
予算内に収まるよう意識して最適なプレゼントを手配しましょう。
詳細が確定したら、参加者全員に招待状を送りましょう。
開催日の2か月前には発送することや、招待状には出欠の返信方法を明記することなどがポイントです。
出欠がまとまったら会場へ最終報告を行います。
欠席の場合の会費徴収はどうなるのか(全部負担か一部負担か)といったルールもきちんと定めておくと安心です。
どこに誰が座るか座席の位置を示した席次表があると当日の案内がスムーズです。
作成時の注意点は、「出入り口に近い席が下座」、「出入り口から遠い席が上座」ということ。恩師が上座になるよう意識しましょう。
会の直前には打ち合わせ・リハーサルをしてミスやトラブルをできるだけ防ぎましょう。
などをきちんとチェックしておくのが成功のコツです。
ここからは、パーティーの余興におすすめの『餅つき』について詳しくご紹介します。
定番のビンゴゲームや抽選会ではなく、新鮮かつ誰でも楽しく盛り上がるイベントを検討中の方はぜひチェックしてみてください。
日本には稲作信仰というものがあり、稲は「稲魂」や「穀霊」が宿った神聖なものだと崇められてきました。稲から採取できる米は人々の生命力を高める神聖な食べ物とされており、米をついて丸めるお餅、そして米から造られるお酒はとりわけ高い力を持つとされています。
そうした経緯で、祝い事や特別な日であるハレの日には餅つきをする文化が広まったのだそう。
つまり、卒業パーティーや謝恩会というおめでたい席での餅つきは、連帯感を高めて喜びを分かち合えるピッタリな催し物と言えるのです。
餅つきにはどんな工程になるのか、前日の準備から当日に至るまで、一連の流れを紹介します。
前日から臼に水を張り杵の先から10~20センチくらい浸します。
事前に水につけておくことで、臼や杵が割れたり餅に木くずが入ったりるのを防ぎます。
もち米を研いで、もち米の倍以上の水に6~12時間浸します。
水に浸す時間が短いと芯が残る場合があるので注意しましょう。
蒸し布は直にお米に触れるものなので事前に5~10分程度煮沸します。
新品の蒸し布はそのまま使うとアクが出てもち米に染み込む場合があるので煮沸して事前にアクを出しておきます(この作業は当日でもOK)。
当日は、以下の1~9のような流れを意識して進行していくとスムーズです。
ぜひ参考にしてみてください。
1.鍋とかまどで湯を沸かす
お湯はお米を蒸すために使ったり、臼や杵を温めるために使ったりとたくさん必要になります。
鍋やかまどのお湯だけで足りない場合は湯沸かしポットを使いましょう。
もち米を蒸し始めた際には空焚きにならないよう定期的にお湯を足すのがポイント。
2.臼にお湯を張る
もち米が冷めないよう、臼につきにくくするために、開始の数時間前から臼にお湯を張っておきます。
3.もち米の水を切る
蒸し始める際には前日から浸しておいた水からもち米を取り出し、ざるでよく水気を切ります。
この作業を怠るとヌカ臭くなる恐れがあるため、忘れずに行いましょう。
4.もち米を蒸す
お湯が沸騰し、もち米の水気が切れたら蒸し布に包んで蒸しかごに入れます。
もち米の入った蒸しかごをかまどにかけてフタをし、強火で約30~60分程度で蒸し上がります。
もち米を触ってみて芯がなければOKです。
5.餅をこねる
もち米が蒸し上がったら臼に入れておいたお湯を救い出して軽くふき取ります。
臼に蒸し上がったもち米を入れてつぶすように杵でこねましょう。
体重をかけて臼の周りをまわりながらもち米全体を押すようにすると潰れやすいです。
丁寧にこねると米の粒がきれいに潰れててよりおいしい餅になります。
6.餅を返す
臼の中で餅が片寄ったら返します。
このときに、手にしっかり水をつけておくと返しやすいです。
ただし、ものすごく熱いため、直接触れない方はゴム手袋などをしましょう。
外側の餅を真ん中に集めるように工夫すると、均一につきあがります。
7.餅をつく
集まっているところを意識しながらつくと早くつきあがります。
杵は力任せに打ちつけるのではなく、持ち上げた杵の重さを利用して下ろすのがコツです。
2~3人で一緒につく場合には、かけ声を合わせて同時に杵を振り下ろすことがないよう注意しましょう。
8.つきあがった餅をそのまま食べる
つきあがったら一口大の大きさにちぎります。
ちぎった餅はぬるま湯にくぐらせると味付けやトッピングに絡みやすくなります。
お好みの味付けで温かいうちに食べてください。
9.のし餅にする
のし餅や切り餅にする場合は餅とり粉をつけます。
広めのテーブルや板の上に餅とり粉を広げておき、その上につきあがった餅を置いてさらに餅とり粉をかけます。
まんべんなく餅とり粉をつけたら厚さが均一になるようにのし棒などで伸ばし、冷めて固くなったらお好みの大きさに切って完成です。
餅つきの手順をご紹介しましたが、道具がたくさん必要であり、重労働なのではと感じた方もいるのではないでしょうか。
限られた時間の中で、効率よく手軽に行いたい方におすすめなのは、「出張代行業者」の活用です。
餅つき出張代行業者であるT・ARAでは、準備・運営・給仕・片づけまでを一貫してサポートしています。
道具の持ち合わせが一切ないという方でも、T・ARAであれば餅つきに必要な一式(餅、臼・杵、セイロ、プロパンガス、調理備品、はっぴ、赤カーペット、お食事備品、スタッフ)がすべてそろっています。
さらには実績多数のスタッフが初心者の方へも優しく指導を行い、餅の「返し」の工程も代行可能なので、手を挟んだりけがをしたりする恐れもなく安全に楽しめるのも嬉しいポイントです。
限られた時間内でトラブルを最小限に、できる限り幹事の負担を減らした進行を目指すなら、フルサポートしてくれる専門の代行業者を活用してみてはいかがでしょうか。
卒業パーティー・謝恩会の準備の進め方やおすすめの余興『餅つき』について解説しました。
パーティーの準備は幹事チームを結成して段取りよく行い、テーマを共有しながら準備を進めていくのが成功のコツです。
そして余興には、ハレの日にピッタリな行事である餅つきを取り入れてみるのがおすすめです。
自分たちだけで行うのが大変だと思った際はぜひ、餅つき出張代行業者に依頼してみましょう。
必要な道具を一式そろえる実績豊富な業者なら、安全で楽しいイベントを必ず提供することができます。ぜひ、想い出に残る素敵なパーティーのためにご検討ください。